bibliophilia ? alcoholic ?

The Days of Whiskies and Books

いいなぁ って?




竹股さんが京都の日本酒バーのママとご婚約、
斎藤はあいかわらずなれど、
なんとなく当てつけられ、

かつ、
霊ちゃんは外れたものの、
かすみと、課長推しの松嶋さんのあいだで、
なんだか微妙な距離に挟まれ。。。。



ついに決断の時、って、飲みほーで記憶飛ばしてどうする?
あまーい酒飲んでる場合じゃないよ、
宗達、そろそろ決着を。
で、新婚家庭?????

そして飲みほーにはご注意を。



こっちは、着々と砂糖漬けが進行中。
 

 

はやい とは?


もうそろそろ
1年を振り返るシーズン。

とにかくあっという今の1年。

去年の今頃は、
薄氷の上を歩くような日々。
年末ぎりぎりで弟が逝き、
その後始末、

春にはオフィスの引越しがあり、未だその後を引きずりつつ
気がつけばもうこの時期。

本当にあっという間の1年だった。

今年はのんびり正月が迎えられるのか、
と思っていたら、
今日になって、
日曜にキャンベル、ラフランスと一緒に飲んで、
クリスマスは久しぶりに2家族で飯でも食べながら、と
相談をして、店を予約して、

と、算段していた年下の飲み友達が、
今日、くも膜下出血で倒れたと。。。

循環器系は年齢が関係ない部分もあるとはいえ、
まだ40代、子供もようやく小学生になったところ。
ちょっと早すぎる。
なんとか、帰ってきてほしい。
  

go round とは?



今年も年末のアレ、

神田 SANDY MACDONALD の周年からスタート。

神田Sandy
須田さんとこ
谷口さんとこ
高田馬場GKさんとこ
参宮橋キラちゃんとこ
新橋店 15周年!
山手さんとこ

結構がんばりました。
あとは、野原君とこ?コバちゃんとこ?残すあき日程もあとわずか。
12月も早半分終わり。
 


類似 と 対比 って?




これも結構旧作。

その存在はかなり向かいから知っていた。
題材として中国武術を扱っていること。
ただ、最近まで今野敏という作家にほとんど興味がなく、
ふれることがなかった。

中国武術には興味があった。
カンフー映画などの南派拳ではなく、
入り口は池上遼一の 『 男組 』 である。
「武術」(福昌堂), (1982-2005)なんてのを
創刊当時は愛読していたりしたこともある。

同じように武術を素材として書かれた作品に
拳児 』(けんじ)がある。
松田隆智原作の漫画作品というだけで
男組ファン、中国武術ファンにはピンとくる漫画。
週刊少年サンデー』(小学館)に、
1988年から1992年まで連載されていた。

これは、少年が武術に触れて成長していく物語。
横浜を舞台として、世界に展開していくんだが、
八極拳劈掛掌を描きながら、
実名に近い登場人物が出てきて、ファンを沸かせた。
基本、まっすぐな少年の成長の物語。

で、読んでみてわかったんだが、
本シリーズは、これと非常に対照的なストーリー。

孤拳伝シリーズの刊行開始が1992、
ちょうど入れ替わるように刊行が始まっている。
読むのを躊躇った一因は
拳児との入れ替わりのタイミングに
なんとなくあざとさを感じたのかもしれない。

こちらの主人公は香港クンルン出身の孤児。
あの街で生き残るために、黒社会と戦い、
そのために、盗み、喧嘩に明け暮れる日々。
殺伐とした日々を盗み見た形意拳の崩拳一つで生き抜いている、
という設定からして、あまりに対照的。

母親の仇を取るため日本に密入国して
仇(実の父)をそれと知って殺害し、
日本の黒社会のなかで、闇試合を生き抜き、
勝つことが、最強になることが生きる使命として
多くの武術家と戦うのだが、
そのうちに、多様な武術に触れ、
強さとは何か?勝つこととは何か?
その疑問に解答を求めるようになり、成長していく
という物語。

拳児と大きく違うのは敵役の描き方、
闇試合で戦ったレスラー、空手家などの変化、成長も
同時に描きながら、というのが、
やはり、漫画ではなく、小説の厚み。

新装版の分厚い中公文庫で5冊、
結構あっという間。

同じ格闘小説でも夢枕獏とは違うのは
少年という主人公の設定?
いや、今野敏の描く人間、やっぱり善良なんだと。
 

窮屈 とは?




神楽坂セッションハウスで。

今回は3部構成で、
男性4人のダンスから始まり、
マドの女子チームのダンス、そして全員でのダンス。

1部、2部は笠井瑞丈さんの振り付けで、
伊藤先生からも、いつもと違って見ものと聞いていた。

確かに男性の演出。
何を見せるか、というと、
僕が感じたのは肉の太さ、というか、筋肉の重み。
第一部はもう、ばらばさんにやられまくりで、
筋肉の太さ、重さ、を見せつけられる感じ。
で、2部で、それを、マドの女子チームにも求める、という、
なかなか過酷なテーマ。

当然女子、かつすらりとした女子に、
手足をすっきりと伸ばさせない、
曲がった状態で体を沈める、って
むちゃくちゃ負荷のかかる振り、
いっちゃわるいが、ゾンビの群れ状態。

でも、きっと、逆の意味での筋肉の緊張
太さ、重さを女子にも出させたかったんだろうな、と。

いつもとちがって、マドはとても大変。
第3部に入って、明らかにいつもの伊藤先生の演出になった途端。
ある意味、解き放たれて、逆に早い動きでの負荷を与えられたダンサーたち。
野坂昭如を曲に使うのは伊藤先生流。

面白かったです。
 


起点 とは?




さすらいのキャンパー探偵の旧作、というか、
過去の因縁に引きずられつつ
この頃はカメラマンとして撮影の際にまきこまれ
探偵として事件に関わってしまう、というスタイルは
新作ともかわらない。

一つは、作られた学園都市の問題点、
って、もうだいぶ昔の感はあるが
高い自殺率、教育格差などが引き起こす事件。
この小説が出版された当初は結構社会問題だったのだが、
園都市もなんとなく落ち着いてきて、というか、
都市化の波にあらわれて、もう過去の話になてきているような。
子供が関わる話は痛い。

もう一作は廃墟の撮影の際にまきこまれた
公共工事、空港開発に絡む殺人事件。
現地で合流したバディであるのと同時に微妙なり距離感の女性編集者が
事件に巻き込まれ、重傷を負い、
犯人に対する怒りが探偵を突き動かして、解決に至るんだが、

そこはハードボイルド、あらら。

何れにしても1993,2000の刊行、
すでに20年前、30年近く前の小説、
新作を読んで、原点をと思って本を探したんだが、
当然絶版、小説のタイトルが途中で変更されたり、と
結構苦労してamazon経由で入手。

この年数でも、
大衆小説、娯楽小説は遡って、というのが大変になっている。
いや、Kindle化が進めば、
在庫経費もかからなくなるので、多くのこういった小説が復刊されることを切に。

そのまえに、タブレット買わないと、
というか、紙に愛着が、やっぱり。
 

やりたいこと って?


先日のボジョレーパーティで
ちょっと無理を言っちゃったので、
裏を返しに。

土曜日、
music charge 1000
はわかっていたんだが、
まあ、先日無理を言っちゃったので。

この日はいつものピアノ+ギターがはいって、
ブルーノートにも負けない」とのこと。

まずはグラスの赤をもらって。

で、なるほど、
こういうことがやりたかったんだ。



たっぷりの生ピアノとギターのジャズセッション、
かつ、この距離というか、この箱、
たのしいです。

この日はほぼ満席、
ほとんどがおデートの若い2人連れで
音楽よりも、って感じはあったが、
ぼくらはかなりたっぷり楽しめた。
食事も美味しいし。



メニューを見ると、濃いお酒もあるので、
僕は2杯目はpultoney のソーダ割り。
ワインよりこんな感じ?

で、思ったこと、

食事をしながらでは、この距離は辛い。
音楽を楽しむのなら、飲み物はもっと、シャバっとした
ビール、ハイボールなんかが欲しい、
そして、やっぱりこのシチュエーションだったら、より密室感のある地下かなぁ。。。。
むづかしいところとはおもいますが。

いや、平日だったらここでもちろにいんだが、
音楽の濃密さは、より密室の方が楽しめそうな。
ねぇ。