bibliophilia ? alcoholic ?

The Days of Whiskies and Books

2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

古書店のカタログとは?

かつて荒俣宏先生が、その著作で述べておられるように、 ヨーロッパの老舗古書店の年に数回発行されるカタログというのは、すごい! 詳細な商品の記述もさることながら、著者の略歴やら、 版の違いなどこと細かく解説がついており、 それは単なるカタログと…

「Klondike Highball」って?

ロングカクテルの名前。 sweet/dry vermoth をジンジャエールで割ったもの。 ベルモットの風味とジンジャエールの辛さが絶妙。 その名前をとったのが新橋のお店クロンダイクハイボールです。 お店のコンセプトはスペインの「バール」。 いわゆる「バー」とは…

「ピンチョス」って?

最近、スペイン風の居酒屋、いわゆる「バール」がはやっているらしい。 タパス、スペイン風のおつまみを食べながら、ワインやシェリーを楽しむ。 日本人も優雅になりました。 惜しむらくは日本にはシェスタの習慣がない。 あののんびりとしたリズムはせっか…

Pedantic とは?

衒学的、あるいは衒学趣味。 哲学的な用語や知識をちりばめてバロック的な雰囲気を醸す手法というか。 日本の小説においては小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』、 中井英夫『虚無への供物』などがよく例に挙げられる。 最近では京極夏彦などもだいぶ衒学趣味的…

「神亀」って?

埼玉県は蓮田の銘酒、太田和彦氏ご推奨、「夏子の酒」にも登場しました。 こだわりは純米酒しか作らないこと。 おり酒、発泡濁り、ふなくち、いろいろなタイプを醸されていますが、 ぼくのお気に入りはなんといっても純米吟醸『ひこ孫』。 この、飲み口のよ…

「落花生3つ」って?

しょうゆ皿に載せられた殻つき落花生3つ。 十条「斎藤酒場」のつきだしです。 つきだしといったって、どこぞのお通しみたいに それで200円だか、300円だかとるわけではなく、 たのんですぐくる飲み物とつまみとの間のほんの気持ちのつなぎ。 殻をぱきぱきわ…

端本とは?

全集などのセットの不揃いのもの、あるいはそのバラをさす古書用語。 当然不揃いなので、全巻セットものよりも安い。 最近、全集ってはやらないけどね。 この不揃いをちまちま探し集めてそろえるってのも、ある意味楽しみだったりするんだけど、 洋古書の場…

「もつやき」って?

内臓肉が大の好物である. 痛風になるぞなどと脅されてもやめられるわけもなく. なにせ,子供の頃のおやつが「もつやき」だった. おこずかいを貰うと,おやつがてら, 当時1本10円のもつやきを買いに走ってはむさぼり食っていた(値段設定から年がばれそ…

「日比谷の地下」って?

前のログの最後に書いた 「日比谷の地下」 というのは 有楽町の駅を内側に降りて晴海通りをわたったすぐの地下、 モルト好きにはいうまでもない都内屈指のショットバー 『Campbelltoun Loch』, my favorite den です。 オーナーの中村さんは某ちょー有名なホ…

bibliophilia とは?

とりあえずはご挨拶とご説明. 世の中にはあらゆるものに対していろいろなランキングがあるようで, 書籍愛好に関しても,愛書家,愛書狂,書虫・書痴など, 至るところは結局「痴」でして, 「自分の本は誰にもさわらせないっ!」 「本を開くときは120度以…