2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
先日のドイツの本屋のカタログで 雑誌の新号といっしょについつい頼んだ本が到着。 香港の図鑑、というか、まあ、ガイドブック程度。 何せ、タカラガイ、イモガイあたりから始まっているあたり。 香港といえば、香港大学が行なっている、 Malacofauna of Hon…
IA にこんな本があがっていた。 およ、出版年は 1998。 「 ついこのあいだ 」 じゃん、IA としては。 著作権とか版権は?? とよくよく見たら、これも Smithsonian の出版物でした。 このところ、割と新しい本でも公的機関の出版物は IA にどんどん up され…
先日のドイツの本屋の、カタログの話の続き。 新刊としてリストされている本の中にこんなのがあった。 Jing, H. (2010) Shells. A guide to their collection, identification, preservation. ふうん、てな感じで読み飛ばしてた。 添えられている本の表紙は…
もうひとつ BHL ネタ。 こんなのに気がついた。 BHL はアメリカと UK が核となって進めているプロジェクトで、 Smithsonian と British Museum の膨大な 「 資産 」 に重点が置かれている、 とおもっていたら、 こんなプロジェクトが、3年間の時限付きとは…
先日の「日本海の魚類」もそうだが BHL に Smithsonian の翻訳によるモノグラフ類が 次々と挙げられてきている。 関係するところでは、とくに19世紀末から20世紀初頭のドイツもの。 (Teefsee Expedite Valdivia) この頃のドイツ語というのは、 実際に翻訳に…
タイトルに惹かれて、つい。 でも、10分後には後悔。 なんでこんな本だしたんでしょ、青土社さん。 自費出版なら解るが、この恥知らずっぷり。 すみません、かなり辛口です、今回珍しく。 とにかく、ひとに読ませようという本じゃない。 あまりにジコチュウ…
今度のはうごくらしい! って DVD ROM 付きらしいんですが、 でもなぁ、動くったって、深海産のベントスじゃあ。。。 確かに頭足類とかクラゲの映像はちょっと興味があるけど。 帯には 『 暗黒世界の住人たちの懸命に生きる姿! 』 って、懸命に生きてないっ…
8月頭に、拙著、などとはおこがましくてとてもいえない、 小西さん と 西潟さん による名著、 『 図鑑 』 が無事刊行された。 おかげさまで、売れ行きもそこそこ好調のよう。 で、出版社としては、 もともとコンピューター関連の雑誌をだしていたところでも…
しばらく、お盆ぼけで up が滞っていた。 休み明けにこんな記事を。 IA をみていたら、こんなのがあがっていた。 日本海の魚類相に関するモノグラフの pt.4。 周辺の黄海やオホーツクをカバーし、 かなり網羅的な論文。 なんでサカナの論文を取り上げるかと…
テキサスの貝の図鑑。 掲載種は900種。 Ammonicera やら Caecum なんて微小種も掲載されていて かなり楽しい。 近縁種との比較やら、関わる文献、異名なんかも僅かではあるが記載されている。 さきほど、amazon.co.jp から届いたばかり。 amazon で、それも…
例によって、硬直した system を破壊すべく、 今度、投入されたのは 『 破戒者 』。 帯のあおりには 「 守銭奴医現る 」。 タイトルどおり1990年、いまから20年前に、 確かにこんな考え方を持つ日本人はいたんだろうか、 というところが、やはりフィクション…
先日、荷が届いたばかりのドイツの本屋から カタログが届いた。 New acquisitions May 2009 to July 2010 だそうな。 例によって、あわててチェック。 幸か不幸か、先日新刊は注文したばかりだったこともあり、 めぼしいものは見当たらない。 いや、いっぱい…
ラズ先生、のっけからホタルイカで始まるあたりに なんか深い縁を感じている、勝手に。 先日の講演の折に、「 基本は家飲み、晩酌 」 とおっしゃってました。 「 家飲みは料理とか準備が大変では? 」 との質問に、 「まずは徹底的につまみなどを準備して、 …
星空を見上げる夢を見た。 いや、そんななまやさしい夢ではない。 そのビルの、ベランダから見上げた夜空は 数えきれないほどの星が、 銀河が、銀河系が、星雲が、全天を覆い尽くしていた. 考えられないほどの複雑さ、多様さ。 ウェブでニュースを見ていた…
←の いしかわじゅん が小説書いてたなんて! いや、みうらじゅん ではなくって、いしかわ の方。 ふらんけん・いしかわ こと いしかわじゅん氏は ごぞんじ、マニアック系まんが家。 ゆるいギャグ漫画を得意とし、しばしば、自ら上のキャラで、 あるいは、吾…
ドイツの本屋から荷が到着。 はやい。発注から僅かに一週間ほどで到着である。 送料は EUR26.50。 たかっ!と以前だったら思っていたかもしれないが 円高サマサマである。 荷はこんなところ。 Nomenclator of bivalve families. With a classification of bi…
家で、探し物をしつつ、本を整理?したら、 やばい、積み上げた未読の本が腰の高さを超えていた。。。 やっつけなければ。これから買う本の予定もつまっている(読む本じゃなく?)。 仕事関係のほんの山は別途、研究室に堆積しているし。 昨日もついつい飲…
昨日は定期の虎ノ門通い 昼はいつもの 『 砂場 』 で。 2ヶ月あいたので、季節も変わって夏、ってことで、 『あおりいかの天もり』 季節メニュー。 春から、『 すみいか 』、『 やりいか 』 ときて やっぱり夏は 『 あおりいか 』 でしょうと。 さすがです…
畠中恵 「 しゃばけ 」 シリーズの新作である。 今回の一冊は、時系列をさかのぼりながらのストーリー。 分岐ってなに? 選択ってなに? 出会うはずだった物語が失われる。 一太郎若だんな、物の怪が見える眼を持つといいながら、 やはり、人の子、いや半妖。…
話題:福岡近海に猛毒ダコ 温暖化で南から進出? 「素手で触らないで」 フグと同じ猛毒を持つ亜熱帯性の「ヒョウモンダコ」が、北部九州で相次いで発見されている。体長は約10センチと小さいが、かまれたら生命に危険を及ぼす可能性も。磯場での目撃例が多…
たまには。 麗しの「 原色ウミウシ図鑑 」。 Æolididae e famiglie affini del porto di Genova (2vols.) Trinchese, Salvatore, 1836-1897 Roma, tipi del Salviucci 地中海のミノウミウシ図鑑である。 麗しの原色図、というだけではなく、 かなり詳細な解…
てがとどかない。 てがでない。 じゃなくて てがだせない、こわくて、ってのが このところ web上の古書店に散見される。 例えばこんなの ---------------------------------- General Species and Iconography of Recent Shells Louis Charles Kiener Bookse…