当方の図書館で、 こんな企画展示をやるらしい。 【１】常設展示 第8回 大野麦風の「大日本魚類画集」 荒俣宏も絶賛しているとおり 日本の木版画技術の粋を集めた図版は なんとも妖しく麗しい。 西洋版画とはある意味一線を画す博物図鑑である。 展示期間は…

なかなかにユニークな本、 ナメクジ随筆と著者ご本人はいってるが、 いえいえ、長年の蓄積に基づく、 ナメクジ相（！）の遷移なんて、なかなかかけるものではない。 さすが元新聞記者だけあって、筆も滑らかで、 読んでいて飽きさせないのはさすが。 このシ…

最初にこのカテゴリーをつくって記事を書いたのが 2008年12月、Conchologia Iconica の記事だった。 ようやく、コンスタントに記事を上げ始めた頃、 IA でもクラシックがガンガンあがり始め、 ま、いい記事のネタだった訳で。 それから早４年、 IA自体の創設…

先日フィリピンの図鑑の記事を上げて、友人からご指摘を頂いた。 フィリピンの海産貝類相の研究といえば、 スペイン統治時代の Hidalgo y Rodríguez, Joaquín González, 1904 Catálogo de los Moluscos testáceos de las islas Filipinas, Joló y Marianas. …

年末恒例、『 検死官 』 シリーズ。 前作とつながった時系列で、登場人物もほとんどかぶるのだが、 その登場人物が、殺されまくる！？ 放題は 『 血霧 』 原題は 『 red mist 』 ?? 最初の被害者の殺され方だったら、『 血しぶき 』 なはず？ と思って読んで…

探し物をしていてこんなのをひっかけた。 Index to the Species of Mollusca Introduced from 1850 to 1870 Florence A. Ruhoff, 1980. Smithsonian Contribution to Zoology, 294. [ http://si-pddr.si.edu/jspui/handle/10088/5331?mode=full ] 1850-1870…

西潟さんは巨人である。 いやでかいでかい、太っているのではなく体格がいい。 一昨年、小西さんと西潟さんとご一緒して一仕事させていただいたとき、 これも巨人な小西さんとお二人に挟まれて、 なんだか小人になった気がした。 西潟さんは料理人である。 …

IAにパラパラとこんなものが。 Annales de la Société royale zoologique et malacologique de Belgique, vols.39 40 Annales de la Société royale malacologique de Belgique, vol.22 Annales de la Société malacologique de Belgique, vols.6, 13 穴埋め…

IA にあがってきました、ようやく。 Les mollusques : avec un atlas (1836) Author: Deshayes, G. P. (Gérard Paul), 1795-1875; Cuvier, Georges, baron, 1769-1832; Prashad, Baini, 1894- former owner. DSI; Berry, S. Stillman (Samuel Stillman), 188…

IA にこんなものが。 vol.1 [ http://archive.org/details/johnsonia111819411945clen ] vol.2 [ http://archive.org/details/johnsonia21932194653clen ] vol.3 [ http://archive.org/details/johnsonia33339195459clen ] vol.4 [ http://archive.org/detai…

『 贝类学论文集 』 中国貝類学会の機関誌。 この統一感のなさって。。。 出版社までまちまち。 中国贝类学会は1981年に設立、 [ http://159.226.158.1/chinese/xhjj/default.htm ] 動物学会のブランチとして動いているためか、 あるいは国策としてそうなの…

平嶋先生の本はいろいろあるが、 これは命名する立場にある人のためのマニュアル？ 副題が 「学名の研究とその作り方」 Theory and practice of scientific name 命名規約も含めて、命名する側の視点から書かれていて、 かなり勉強になる、というか、リファ…

ウェブをひさしぶりに巡回していたら、 こんなものが。。。 Glass octopus Jewelry Tentacle Pendant for men or women [ http://www.etsy.com/listing/98547005/glass-octopus-jewelry-tentacle-pendant ] うーん、タコのオス右第３腕先端、 交接腕先端部で…

こんなののご紹介を。 ありがたいことに、ご親切なみなさまから 時たまこんなお仕事をいただける。 監修なので、あまり手はかからない（いや結構かけてるんですが）かわりに、 まあ、その対価もそれなりなんですが、 それでも、正月あけの初詣巡りの軍資金く…

お正月に見た映画を。 タイトルが面白いので、ほとんどチェックしないで見に行ったら、 なんと、イギリス映画だった。 いかにも、というか、地味だが、なかなかによくできた映画。 Yemen でマス釣りがしたい、という アラブの王族の要望で、 砂漠にイギリス…

Smithsonian から、こんなものが。 Spalowsky, Joachim Johann Nepomuk, 1795 Prodromus in systema historicum testaceorum Gedruckt bey Ignaz Alberti's Wittwe, Wien, [14], IV, 88 p., [1], XIII leaves of plates [ http://archive.org/details/Prodro…

新春４日、 お神酒をいただきに。 新橋は仕事始めの帰り、ひっかけるお客さんであふれて。 日本酒がいただきたいと、店を探すも開いている店がなく、 こういうときは、同業にお聞きするに限ると、 まずは 『 Klondike Highball 』 へ。 腹に少しと、ソーダ割…

ダイオウイカネタのついでに。 こんな本を譲り受けた。 ダイオウイカの本 らしい。。。 しかし、Spanish。。。 この手の本には、 以前にも紹介した Richard Ellis の手によるものが何冊かあるが、 これは、ライターさんではなく、プロフェッショナルの研究者…

大晦日、今年も例年の年またぎ 『 大宴会 』 CL で ふうちゃん特製 の年越しそばをいただきつつ、 年またぎのモルトを。 1時から、場所を数メーター動かして、 となりの HUB へ。 ここで集合待ちしつつ、ビールを。 ピッチャーをって、 えっと、これって、お…

年末、忙しさにかまけてすっぽかしてしまった 虎ノ門へ初詣へ。 年末年始の暴飲暴食の影響が怖かったが、 とりあえず、採血され、 お昼はいつものとおり、おそばやへ。 おっと、メニューを見ると限定ものが。 『 七草掻き揚げそば 』 そういや今日は７日、っ…

asahi.com にもでてきました。 『 怪物ダイオウイカ、生け撮った ＮＨＫが深海撮影に成功 』 最大の無脊椎（せきつい）動物で、生態がよく分かっていないダイオウイカが深海で泳ぐ様子を、ＮＨＫなどが国際共同制作プロジェクトで初めて動画で撮影した。昨年…

みそか、 正月のしたくの買い出しに地元へ。 商店街、小売店が厳しいと言われる昨今、 この賑わいを見るとほっとする、というか 商人の小倅としては落ち着く。 地元のバーテンダーご夫妻とすれちがったりしつつ 地元だなぁ、と。 ここも年末の賑わい、ってい…

年末に池袋のアリジゴクで購入した２冊。 お仕事向き。 アワビ本です。 その生物学、生態、水産までがわかりやすく解説されている。 企画展でやろうと思ってたネタ、まるまる書かれてるし。。。 ってか、すみません、下じきにお借りします。 ただし、分類に…

新年2日、 初詣へ。 映画など見つつ、有楽町地下のお社へ。 さすが２日、割とのんびり。 先客は、銀座某 hi-ball で有名なお店のバーテンダーさん、 追いかけで、薬剤師さん、司書さん。 のんびりと、緑ケイデン参拝を。 Port Ellen 12yr Cadenhead、うんま…

なんとなく書き始め、 あいだに空きはあったものの、はや7年半。 春前には、記事数も1kを超えようと。 まったく馬鹿な繰り言ですが、 お付き合いいただいてありがとうございます。 本年も、変わらず、お付き合いのほどを。