2009-01-01から1年間の記事一覧
このひとって、なにもの? 女性のマンガ家とのことだが、 すくなくとも、かなりの読書家、というか、bibliophilia! すきです。 「金魚屋」にしても、「うごかし屋」にしても、 これは、本ふぇちマンガです。 なかみというより、「本」という形態に対する偏…
きのうはすんごい久しぶりに映画へ。 この年末はあんまり話題作がない。 「アバター」はなんだか CG が行き過ぎている気がして ちょっと敬遠。 で、こんな映画を。 マヤ文明の予言にあたって、 ちょうど3年後の年末に、人類が滅亡するという パニックムービ…
2 をすっ飛ばして 3 を読んでしまった。 きんじょのB○○k ○ff で買っているせいなんだが。 中谷美紀、よいです。 3冊目にして、大分こなれてきて、 引いた視線が、なかなかにシャープで 十分に楽しめます。 文章には、当然、ライターのリライトが入っている…
病院の待ち時間つぶしに近所の本屋で買って読んだ。 うーん、推理小説?本格ではないよね。 ていうか、理系人間的には、 トリックというか、テクニック?? あまりにばればれで。。。。 ドラマの福山君はけっこうよかったけど、 うーん、ミステリとしては、…
またもや 『魚部』 の著作である。 すごい。 北九州エリアの干潟の生物図鑑である、が、 なぜか甲殻類と魚類図鑑で、 貝類は、わずかにセンベイアワモチ1種が掲載されているのみ。 うーん、のせちゃうと、 コレクターが群れをなして、採集に突撃、 → 個体群…
おととい・昨日と、忙しいとぬかしつつ、年末恒例のイベントへ。 いずれも20時スタートの大人なステージ。 中島さんは昨年の再演。 初演も観たんだが、うーん、、、、 客に何を期待しているんだか。 「山椒大夫」が下敷きらしいが、 その予備知識を客に求め…
たまってた分を放出。 ひさしぶりの「ススキノ探偵」シリーズ。 このところ重めの「畝原」シリーズとかが続いていた東直己だったので、 ちょっと一息。 しかし、「俺」も、いまや「52(!!)」ですか。 確か読みはじめた頃の設定は20代終わりくらいだった記…
ネタバレしないようにっと。 今年の『このミス』3位である。 なんだかひさしぶりなのもあるが、 アヤツジユキトを読んでいる気がしない。 出だしはそれはもう「恩田陸」である。 600p超の大作だが、一気に読めてしまう。 学校の怪談というか、「伝説」をモチ…
うーん、太田和彦的ガイドを予想していたら、やられた?大間違い。 とってもドメスティック。 いや〜、この本に代金払うかと聞かれると、ちょっと悩むかも。 かなり、「ぐにゃっ」とした本。 著者は名前は知っていたが読んだことはなかった人。 かなりごっつ…
乗船中に片づけた本を二冊。 いずれも、女性の刑事もの、テレビドラマ・映画の原作につながるもの。 相違点はなにか? その姿勢? ひとつはプロフェッショナルなアマチュア、 ひとつはアマチュアのプロ、 『アンフェア』は幾分かテレビで見たが、残念ながら…
降ってわいたように、小笠原近辺海域での調査航海を組むことになった。 というか、まさに青天の霹靂。 今年は秋に出かけることがただでさえ多く、 さらには厄介な委員会を抱えている。 にもかかわらず、、、 ほんとにいいんだろうか。。。。とかなり悩むほど…
いやー、いろいろあってだいぶあいてしまいましたが、そろそろ復帰です。 まずはこの秋のお話から。 昨年に続いて何の因果か UAE ツアーである。 嫌いじゃないけど。 中東は、なんやかんやで今回で5回目。 Kwait や Saudi に比べると、UAE はお気楽な国。 入…
中日、お役所周りと取りまとめをして、 後半1日目 後半戦はアブダビから大きく北に移動して生態調査。 砂漠の中の道を抜け、ドバイを超えて北上すると 景色は大きく変わってくる。 ほぼ砂漠で平たんな南部に比べ、北部は山地がある。 それも、乾いて荒れた…
タイトルが「しんかいぎょ」の割に、 なぜかカバーは「ミズヒキイカ Magnopinna」である。 相変わらずの「深海魚」ブームは続いているよう。 先日はしょこたんが「しんかい6500」に乗っちゃったり、 楽しいかぎりである。みれなかったけど。 深海魚に関する…
今朝の夢。 場所は夕暮れのアメリカ、 トラブルで知り合った日本人カップルを なぜかサンタバーバラのワインバーに連れて行って ワインを飲む。 車の彼氏を、まあ、宿あるから、泊まっちゃえばいいよ、なんていいながら。 この女の子がやんちゃ(好み)で、 …
今朝見た夢。ちょっと印象的だったので。 眼下にニュージーランドを望んでいる。 島の緑と海の青さのコントラストがすごくきれい。 南北が逆転した視線。 月面基地からの展望という設定だったが、 距離感的には衛星軌道くらいからだろうか。 その基地はなぜ…
昨日は土曜日の気疲れの影響か、 はたまた、積もり積もった怒濤の日々の疲れのせいか 終日ぐだぐだと、死んでました。。 土曜のイベントでの接客は、たかだか5分間お相手しただけなのに、 そういう点では図太いというか、無神経と思っていた自分にも 結構こ…
ビジュアル系の本を二冊。 JAMSTEC の膨大なデータベースからえりすぐった? 半透明で妖しい生き物たちの写真集。 以前出た東海大出版の「図鑑」と異なり、よりビジュアルに。 トウガタイカやらヒカリダンゴイカなんてところも載っています。 魚類関係が、や…
いつものモツ焼き屋のカウンターでよんでたら、 帰り際にマスターに 「うち載ってますか」といわれた。 「あいかわらず、斎藤酒場とかね」と返したら、 「あまいなぁ」と切り返された。 安心、定番の選択ではあるのだが、 ある意味「大人」すぎるかもねぇ。
BHL に、ついに平瀬与一郎の『貝千種 Kai Sen-syu』があがってきた。 あ、じつはこれ、ずっと「かいちぐさ」と読み違えていた。 その方が和風っぽかったので。 平瀬介館が蒐集した貝類標本を元に、 折本式の装丁で、 江戸期の爛熟した浮世絵の多色刷り木版画…
留守中に Smithsonian から Donovan やら Forbes, Rossmässler, Tryon などなど 軟体動物関係がひさしぶりにあがりまくり。 そんななか、雑誌類もまとまってあがってきている。 Journal de Conchyliologie の追加分をはじめ Jahrbücher der Deutschen Malako…
出張から帰って参りました。 毎日、砂漠のなか?を陸路で往復3時間以上、 その上、ボートで移動、 水につかる時間も5−6時間という過酷な日々。 かろうじて、ホテルではビール、 レストランでワインを飲める国であったのは幸いですが。 そこらへんの話は後…
amazon から本を買った。 ウェブでチェックしたときに、多少、もしやとも思わなくはなかった。 「詳細」には ペーパーバック: 528ページ 出版社: Cambridge University Press; 1版 (2009/6/4) 言語 英語, 英語, 英語 ISBN-10: 0521112885 ISBN-13: 978-05211…
飯島奈美は近年とみにうれっこのフードスタイリストである。 「かもめ食堂」やら「南極料理人」やら、当たり前、日常の料理が 何ともお腹が鳴る、生唾を飲み込む迫力で迫ってくる、 絵になる料理を見せてくれる。 かもめ食堂のおにぎりとかね。 そんな彼女が…
また、イブニングに掲載されていました、青木サン うーん、やっぱりツボです. 今回は余った薬味で宮崎料理『冷汁』をつくるおはなし。 夏野菜たっぷり、薬味たっぷりで、生つばごっくりです。 このあいだの『深夜食堂』(ビッグコミックオリジナル)は ナス…
まったく うかうかである。 ずっと気にかけていた文献。 オーストラリアはビクトリア州の自然史、動物学に関するモノグラフ。 オーストラリアスルメイカの原記載が載っていて、 かなり気にかけて探していた。 荒俣師匠の「水生生物」に図が載っていることか…
CL で今こんなボトルが開栓されている。 当然というか、いや、奇跡というか ほぼ伝説の「イタリア」ものです。 Clynerish 12yr Giaccone 56.9% 75cl いやー、Nさん、なんて気前のいい.... うんまいです、これ。 シェリーと酸のバランスがどうこうとかい…
出張から帰ってきました。 今朝8時に鹿児島で下船して、 今、大学で授業を終えたところ。 ああ、しんど。 しかし今回の実習はなかなかにすごかった。 出張前にも書いたけど、台風17号が、と思ってたら なんと、18号がやってきて、それは大騒ぎ。 例年だと、…
イカタコの図鑑ってのも、随分いろいろ出てきた。 これは北米西岸、カリフォルニア海流域からアラスカにかけてのもの。 土地柄、沿岸性の種類の少ない海域。 そのせいで生態写真は少なく、どうしても標本写真がメインになってしまう。 頑張って高い網羅性を…
実は、ライトのベルではないかと少々こわごわ?読みはじめた。 やっぱりライトノベル、なにせメディアワークスだし。 でも、なかなかいいじゃん、有川浩。 本書のテーマは「正論」の運用。 使い方次第で「あいたた。。」なんていう話。 まあ、ベタなラブコメ…