bibliophilia ? alcoholic ?

The Days of Whiskies and Books

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

プロフェッショナルズ とは? -2

すみません、ながいです。 さて、夜の松本の街へ。 6時集合で連れ立ってホテルを「大群」ででる。 松本の街というのは初めて。 駅周りは結構最近開発されたという感じですっきりとしたビル街。 それをゆるゆるあるいて15分くらい行くと、 川沿いに何やら…

題箋 とは?

IA BHL に Smithsonian Library から「和本」があがっていた。 「和書」ではなく「和本」。 二つ折りの、おそらく木版刷りの、図を伴った本文、 糸綴りで表紙にはタイトルを記した「題箋」がはられている、 れっきとした「和本」である。 この「和漢貝譜」は…

プロフェッショナルズ とは? -1

CL の10周年イベント,白州ツアーに参加してまいりました。 なんとCLがお休みするというのは8年ぶりとか。 グループ3店のメンバーが全員参加するという 気合いのはいったツアー。 総勢30名、素人は1/3くらいで、 あとは皆さん都内有名店のプロフェッショナ…

賞味期限 って?

このところ、立て続けに2冊ほど、新装版、増補新版の本を買った。 一冊は師匠の本。20年目にして新装版。 長らく読み継がれてきているロングセラー。 20年分の科学的知見の集積をふまえて、いろいろと手を加えられている。 新装版の序で拙著をお褒めいただ…

食うか食われるか って?

このところ、国立科学博物館は、 カラー写真を多用した楽しい本をいろいろ出してくれている。 これもそんな本のひとつ。 かつての企画展の内容を一冊にまとめたもの。 科博の研究者の皆さんが総出で書いている。 そのせいか、コラム的な文章は、どうしても展…

mariscos って?-2

おいしく頂いた海産物一覧を。 あ、魚は外してあります。 El Pulpo Octopus vulgaris いわゆる超有名な「タコのガリシア風」です。 おなじマダコといっても、調理の加減か、はたまた鮮度か とってもやわやわ。パプリカがいい。レストランにて。 El Calamar L…

赤い って?

スペインの本屋で見かけた気になる本。 残念ながら、買いのがした。 なにせ表紙が、これは腕の吸盤が2列だから Sepiola? タイトルは英語にすると "The Red" です。 著者の B. Kegel はドイツ人の生物学者、 邦訳された著作「放浪するアリ―生物学的侵入をと…

1906 って?

実はスペインのビールにはあまり期待をしていなかった。 乾燥かつ高気温で、のどごし第一? で、初日に一人でぶらっと入ったバルで飲んだのがこれ。 Galicia 地方の地 Cerveza Cerveza Estrella Galicia 1906 その生を on tap で。 海岸べりにはレストランや…

mariscos って?

今回のスペイン出張中に唯一買った本。 他にもタパスの本とか、欲しかったが、何せ重い! 我慢でした。 で、mariscos de Galicia とは? 出かける前にも書いたが、スペインの貝の図鑑を、 少ない時間のあいだにがんばって探したのだが 残念、見つからず。 貝…

Project Gutenberg って?

スペイン出張の行き帰りのヒコーキのなかで、 ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチコード」全3巻を勢いやっつけた。 なんと、たまたま機内上映の映画「天使と悪魔」と平行で。 で、つくづく思ったのが、ビジュアルの強みと映画の尺の制限。 やはり、夜空に浮かぶガ…

シェスタの厄介 とは?

世界のイカタコ関係者が勢揃い! スペインでのシンポジウムはなかなかヘヴィーだった。 毎日8:30に講演がはじまる。 それに間に合うように宿をでようとすると、 ヨーロッパはまだ夏時間のこともあり、外はまだ薄暗く 外気は12-4℃と肌寒い。 お茶休憩を挟みつ…

on demand とは?

こんなニュースが ーーーーーーーー 「Google Books」のタイトルがオンデマンド電子書籍プリンタで利用可能に 文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル、編集部 2009/09/17 16:59 「Espresso Book Machine(EBM)」のメーカーであるOn…

ダイオウイカ って? -3

スペイン出張の Air France 機内で なんと、『ナイトミュージアム2』を、 それもついつい日本語吹き替えでみてしまった。 見逃したと思っていたので、まあラッキー。 で、ダイオウイカが登場したかというと、 やっぱり タコ が大暴れ! 吹き替えの台詞には…

Thesaurus Conchyliorum vols.3-4

10日ほど国際イカタコシンポジウムで留守している隙に IA に Smithsonian から Thesaurusu Conchyliorum の3−4巻が上がっていた。 前回1−2巻が上がってからだいぶ間が空いた感じがするが、 とりあえずはめでたい。まだ1巻残しているが。 そんなのをつら…

警察官とは?

東直己としては珍しく組織側というか、警察小説である。 氏の小説のほとんどは outsider 側のスタンスから書かれている。 その主人公は、多くは、警察と対立し、小突かれ、 違うスタンスから事件と向き合うことになっている。 畝原シリーズ ススキノ探偵シリ…

original bottling とは?

いま話題のアレをようやく引き取ってまいりました。 じゃなくって、こいつ。 いや、あのマンゴー・アプリコット感、 CL で何杯かいただいているが、 ひさしぶりに60・70年代を髣髴されるいいバウモアでございました。 CL では、なんと、一月で7本もはけたと…

BibliOdyssey とは?

この本の著者 PK氏(表紙ではそう表記)はかなりの Bibliomania である。 とはいえ、高い古書を買いあさるというわけではなく、 Web上に散らばる様々な古書その挿絵を丁寧に拾い集めるということをしている。 本書ではその名著の画像とそのソースである web …

bibliophobia とは?

信じられないことであるが、こういう単語が存在するということは、 そういう人々が存在するのである。 bibliophobia: one who hates or fears of books 英辞郎にもちゃんと載っている。いわく、本恐怖症。 -phobia というのは恐怖症を意味する語尾。 有名ど…

Kraken とは?

実は、まだ見ていないのだが、例の『ナイトミュージアム2』。 大暴れするタコがなぜ『ダイオオウイカ』になっちゃったかというと、 どうやら、あくまでも推測なんだが、『クラーケン(Kraken)』の誤訳では? という話にまとまりつつある。 Kraken は北欧の…

Figure とは?-5

出張直前にブツが届いた。 出張先でバラまきたいからとお願いして。 今回の出張はスペインでの「国際イカタコ会議」である。 これは手みやげにするしかないということで、 ギャラ代わりに頂けるフィギュアをごねて多めに。 宣伝しますから、ということで。 …

食堂のメニュー って?

居酒屋のレパートリーはそれなりに押さえている自信があるんだが 食堂となると。。。 こんなに我儘のきく、ぐだぐだできる基地が、 手札に一枚、絶対ほしい! 飲みと食事のバランスが絶妙、っていうのは 実はなかなか難しい。 どーしても、ハードリカー系に偏…

マーブルのタコとは?

研究室の卒業生の子が 手みやげというか、標本の同定代としてくれた。 三重の骨董屋で見つけたとか。 白い粒ガラスでマーブルが施されていて どことなく、日本のものっぽくない。 実際マーブル模様のタコというのは存在していて、 日本でいうとサメハダテナ…

レベルの問題 それ以前の問題 とは?

広島の古書店から荷が届いた。 ああ、ついに買っちまった。。。とため息。 仕事的にはいずれしょうがないかとは思っていたのだが。 アマチュアコレクターの夢。自分のコレクション図鑑。 アマチュアの夢でしたね。 体裁どうのこうのという以前に、 コレクシ…