bibliophilia ? alcoholic ?

The Days of Whiskies and Books

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

そろそろ終了 の ほろ苦さ って?

ようやくいきなり初夏なみにあったかくなりはじめた。 つい数日前、八重桜が満開に咲き誇っていたのだが、 これもいよいよというか、ようやくおしまいだろう。 街路樹ではハナミズキが満開で、なかなかに ゴールデンウィーク、というかんじ。 休みの日の楽し…

残念、すでに入手済み とは?

面白い本屋を見つけたので、ちょこっとご紹介を。 台湾のWEB書店である。 それも、エコ関係というか、 なんと、『 台湾の図鑑 』 メイン(!)の品揃え。 探していた貝の図鑑はすでに所蔵していることが判明 (汗 したがって、この本屋にはまだ発注経験がないが…

よけいな情報を って?

発売中の 『 モーニング 』 のなかの一コマである。 わたせせいぞう、何考えてるんだか。 このマンガ、とんでもないボトルを掲載しながら どこぞの蘊蓄マンガとは違うんや、とばかり 何の説明もしていない。 いや、そういった認識自体があるのか? ちなみに…

枯れ って?

ひさしぶりに CL ネタを。 Glen Grant ”1949” である。 official, 46%, 80年代後半流通。イタリア向けボトリング。 60年前の酒である。 最近、さすがに生まれ年以前のモルトを飲む機会が減ってきたが、 さすが CL である。 こってり系の多い Grant のなかで…

死体だからこそ って?

明らかに、ジャケ買い、というか タイトル買いである。 なかなか面白い。 最初は、眼の話。 脳の、入力装置としての、眼。 脳は、たんに入力装置なのか? 脳の、選択結果の出力装置としての、眼。 視座、視点とは。 アンチテーゼとしての 「 タイトル 」。 …

季節感 って?

このところ、野暮用があって、 月に2、3度、虎ノ門辺りに通っている。 昨年末からの虎ノ門がよいなんだが、 たいてい、昼にかかるので、 虎ノ門ー新橋あたりで昼飯となる。 寒かった風もすっかり温んできて。 で、こんな優雅なお昼。そばっ食いなもんで。 …

ヒール の 条件 とは?

赤城さんの新作。 『 書物狩人 』 のはなし。 3冊目にして、でてくる貴書は、 やはりややストーリーテリングに引きずられ気味で、 bibliophilia としては、いまひとつ。 もう少しの 『 奇書 』 の登場を望みたいところ。 その分、本書では、ヒールが登場す…

アナログ化 って?

この本、数年前に CD として出版されたものが、ようやく、はれて、 「アナログ」化されて出版されたもの。 だって、やっぱり、バソコン上でしか再生できないと、 濡れものの近くでは使えないし、 って、間違っても本、濡らしませんが。 いかな、Kindle とか…

監修者 の 存在意義 って?

ちょっと苦言を. いやいや、人のことはあんまりいえないんだが、 図鑑フェチなもので、 いや、仕事的にも、眼につくと、どうしても買ってしまう。 bibliophilia なわけで。 と同時に、 もろもろの図鑑の監修、執筆をお受けし、 その度に、悩みつづける。 掲…

「 滅びゆく 」 過去の記録 とは?

別の資料を探していて、釣り上げた。 河口域、海水の影響を受ける感潮域の話である。 現在でこそ、内湾域、河口域の環境、生態系の保護、保全は 声高に叫ばれているが、 この本が書かれた15年前くらいは、 まだ一般の関心がそれほど高くはなかったように思う…

うす暗さかげん って?

久々に alcoholic である。 いや、決して禁酒をしていた訳ではないんだが。 念願かなって、ようやく、秋葉原 『 赤津加 』 にいってきた。 アキバのど真ん中にぽつっとある異世界。 まわりはアニメやゲームの広告だらけの中で 黒板塀のシックな造り。 決して…

薔薇十字の魔法 とは?

それは種村季弘の名著。 じゃなくって、 ダン・ブラウンの新作である。 僅か一晩、 ほんの狭い Washington D.C.の Smithsonian をはじめ、Memorial monument, 連邦議会議事堂などがならぶ モール周辺の、 深遠な迷宮の物語。 あいかわらず、教授は事件に巻き…