窮屈 とは?
神楽坂セッションハウスで。
今回は3部構成で、
男性4人のダンスから始まり、
マドの女子チームのダンス、そして全員でのダンス。
1部、2部は笠井瑞丈さんの振り付けで、
伊藤先生からも、いつもと違って見ものと聞いていた。
確かに男性の演出。
何を見せるか、というと、
僕が感じたのは肉の太さ、というか、筋肉の重み。
第一部はもう、ばらばさんにやられまくりで、
筋肉の太さ、重さ、を見せつけられる感じ。
で、2部で、それを、マドの女子チームにも求める、という、
なかなか過酷なテーマ。
当然女子、かつすらりとした女子に、
手足をすっきりと伸ばさせない、
曲がった状態で体を沈める、って
むちゃくちゃ負荷のかかる振り、
いっちゃわるいが、ゾンビの群れ状態。
でも、きっと、逆の意味での筋肉の緊張
太さ、重さを女子にも出させたかったんだろうな、と。
いつもとちがって、マドはとても大変。
第3部に入って、明らかにいつもの伊藤先生の演出になった途端。
ある意味、解き放たれて、逆に早い動きでの負荷を与えられたダンサーたち。
野坂昭如を曲に使うのは伊藤先生流。
面白かったです。