赤い舌 とは？-2

　
えっとちょっと気になって確認。

これまで、Fauna Sinica の軟体動物モノグラフは
CiNiiによると14冊、
[ http://ci.nii.ac.jp/books/search?advanced=false&count=20&sortorder=3&q=%E8%BD%AF%E4%BD%93%E5%8A%A8%E7%89%A9%E9%97%A8&type=0&update_keep=true ]

头足纲
董正之编著
科学出版社, 1988.2

が最も旧く、
しばらく空いて、1997年くらいから頻繁に出版されている。

この休止は1991年の天安門事件による影響が大きいものと思われ、
その出版の再開には
1996年に「国連海洋法条約」に批准、
1997年には香港の併合等とともに、
1998年、国家海洋局が独立性の高い国務院直属機構から
国土資源部の管理する国家局に格上げされるなど、
海洋政策に対する中国の機運の高まりによるものが大きいと思われる。

2000年代に入ると、活発な海洋への進出にからみ、
東シナ海ガス田の問題やら活発な動きを示している。

江沢民−胡錦濤時代ということか。

でもって、振り返ってみて見ると、



あ、1998年の段階で
すでにのびてます、赤い舌。。。
1997年出版のモノグラフでは、このような具体的な分布図が、
軟体動物に関してはないのだが、
ここが転機？
さて、どうなっていくんだが。東向きが気になりますなぁ。